キセキレイの巣立ち

 Grey Wagtail(灰色のセキレイ)

 全長20㎝ 翼開長26cm セキレイ科

図鑑より抜粋全国で普通に繁殖する留鳥。
積雪地のものは暖地に移動し、低山~高山までの水辺、特に山間の小川や渓流を好む。
水辺を歩きながら昆虫を捕食し、時にフライングキャッチで飛んでいる虫も捕る。崖のくぼみや樹木の茂みほか人工物にも営巣する。

魚沼では川辺で見ることができ、銀山平では宿周辺に営巣する為、その様子を観察する事も出来ました。

宿の廃業直前数年はベランダのエアコン上に
営巣していた為、近寄らないように観察・・

餌を運ぶ親鳥は、人に対しては一寸強気に
声を上げて主張しますが、自然界の生き物に
狙われないよう、巣に戻る時は直帰せず
ウロウロと様子を伺っているようでした。

2018年撮影




この年のベランダでは2度目の挑戦で巣立ちを目撃!

まずは巣近くの親鳥から、鳴き合って存在確認。


辺りを伺って安全確認

8月10日の巣

8月12日 早いヒナの巣立ち確認、突風の後で
     クワガタの亡骸やハネアリが散乱




8月13日~  次々巣立って早い子はベランダ内で移動も





この年は親鳥が神経質で、近くで掃除をしていても
騒々しく騒ぐため、近寄らないようにしているうちに
1度目の巣立ちは終了していたのですが、気候が
良かったのか二度目の産卵組がいて、巣立ちを観察。

それ以前に裏口近くで散乱していたキセキレイもいて
卵も確認できていたのですが、どうも孵る前に
ヘビに襲撃されたようで、気付くと空巣で
卵のからも見つかりませんでした。




2019年5月15日 巣作り中の親鳥




残念ながら自宅付近ではキセキレイの巣を見確認
河原でエサ取りをする姿だけしか見ていません。

アカゲラ(1)

 Great Spotted Woodpecker(大きな斑紋のあるキツツキ)

全長24㎝ 翼開長39㎝ キツツキ科

図鑑より抜粋北海道~本州の林に住む留鳥。
落葉広葉樹林などの明るい林を好み、雑木林にも繁殖する。
木の幹に登りながら樹皮を突き、内部にいる昆虫類を食す。
くさび形の尾羽は木の幹に止まる時に体を支える役割をする。
オスは後頭部が赤いがメスは頭全体が黒く赤い部分はない。

里山でも銀山平でも普通に見られ、木を突く
ドラミングの音で気づくことも多い。

2019年5月30日撮影 アカゲラのオス
(画像クリックで大画面へ)






2017年10月25日 メス



7月20日 オス




2016年6月29日 オス





カワガラスの親子

 Brown Dipper(茶色の潜水鳥)

 全長22cm翼開長32㎝ カワガラス科

図鑑より抜粋北海道~九州の山地に住む留鳥。
渓流でカゲロウの幼虫などの水生昆虫や小魚を食す。
暖かい地方では冬から繁殖に入るそうですが、雪国では春に繁殖し冬には住宅地の雪消し側溝に姿を見かける。

全身が黒褐色で鳴き声から地元ではジンジンと呼ばれる。

営業地の裏の河原で渓流撮影をしていると
偶然見かけたカワガ安の親子。
300㎜ズームで見ると餌を与えている様子で
暫く観察  (画像クリックで大画面へ)

2019年6月25日撮影







年度もヒナに餌を与えようとする親ですが
ヒナには大き過ぎたのか受け取れず・・

諦めた親が咥えたまま移動すする先には






そこには別なヒナがいて、上手に食べました。






与え終ると元のヒナの元へ移動する親鳥












二羽のヒナを育てられているだけ
この親鳥はベテランなのかも
咥えていたのはヤマメの稚魚でした。