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少雪だから見られた3月前半のヤマセミ、エナガ、カワガラス

冬の散歩コースである佐梨川沿いの杉林周辺では、シジュウカラやヤマガラの姿をよく見かけますが、この時は少し離れた小枝に止まったエナガを確認。

実はその前に川を見下ろしていると「キャラッ」の声と共にヤマセミが飛んできて小枝に止まり、カメラを向ける頃にはUターンして上流へ立ち去ってしまったのですが、どちらの画像もピンボケですが、貴重種の出会いなので載せておきます。
3月12日






まぁ出会えただけでもラッキーと思っていましたが、その後橋から見下ろす川岸に飛んできたカワガラス。
屈んで欄干隙間からしばらく観察しましたが、口にくわえていたのは枯れ草。
近くに巣を作っているのかしら?と思いますが、長居はせずに離れます。







今年は例外的な速さで雪消えが進んでいますが、3月前半でここまで積雪が少ないのは2020年以来です。


混群するシジュウカラの仲間たち

 NHK「ダーウィンが来た」でシジュウカラの仲間が昆群して暮らすのは、危険を知らせ合ったり、餌場を知らせたりする情報交換の目的があると知りました。

そのコミュニケーションをとる為に言葉があると言う研究が進んでいて、それぞれの種の言葉(鳴き方)を越えて、多種の昆群して暮らす鳥語も理解している事や、幼鳥たちが一緒に育つ中で多種類の言葉も学んでいる事も知りましたが、更に近くで暮らすリスなど野鳥以外の生き物も、野鳥たちの言葉の意味を理解し緊急避難に役立てていることまで分かり、言葉を話す鳥がいるだけに中々賢いという事に納得させられました。

そんな新たな知識を得ると、シジュウカラの仲間達が杉林に入り交ざっている姿も自然な事と理解できますし、主に昆虫やクモなどを捕食したり、樹木の種子を食したりと同環境で暮らす野鳥の昆群であることにも気づきます。

という事で雪国でも年間通して見る事が出来る留鳥の昆群の、冬から早春にかけての画像をまとめてみました。

2021年2月12日 佐梨川付近の杉林にて

ヤマガラ




コガラ





ヒガラ 2月21日



そしてシジュカラ科ではなく唯一エナガ科に属するエナガの撮影地はトレッキングコース入り口の杉林にて。
ここは主にエナガの縄張りなのか、この時はエナガだけの小群でした。
3月31日撮影





一応留鳥ではありますが、さすがに大雪の頃には姿を見る事が少なく、天気の良い日に林で囀りを聞くくらいです。
もう少し暮し易い里へ移動しているのかと思うのですが、ポカポカ陽気が続くと杉林からさえずりが聞こえるので、林で過ごしているのかしらと思ったり・・・


エナガ(1)

Long-tailed Tit(尾の長いカラ)

 全長14cm翼開長16㎝(エナガ科)

図鑑より抜粋北海道~九州の林に住む留鳥。丘陵から山麓まで
様々な樹林内で生息し、アブラムシ等の小さな昆虫を食す。
秋冬には数羽~十数羽の小群れで行動し、他のカラ類と混在する事もある。

白い体に黒と薄紅のラインが愛らしい。
  (画像クリックで大画面へ)
2019年10月27日撮影(自宅裏の畑で)


2018年10月17日~11時月3日(銀山平森林公園内)






2016年4月13日 巣作り