オオルリ 2021年

 Blue and White Flycatcher(青と白のハエトリ)
 全長16㎝ 翼開長27㎝ ヒタキ科

銀山平では鳴き声を聞く事が多いオオルリでしたが、里で姿をはっきり確認できたのは2021年が初めて。
農道山側の林の中に声を聞き、その姿を見る事が出来ました。

2021年4月28日







銀山平では繁殖を迎えれば出会えていたのですが、里での出会いは難しいのか?
6月6日は銀山平へ野鳥観察会に出かけたのですが、やはり大勢で歩くため近距離確認は難しかったのですが、キビタキも見かけました。



6月6日(銀山平にて)キビタキ



コサメビタキ 2021年

 Brown Flycatcher(茶色いハエとり)
  全長13㎝ 翼開長21cm(ヒタキ科)

ヒタキ科の見分け型が良く分からないままなのですが、特に見上げて撮る姿から特徴探しが難しく、今回の画像では首元に横線が入っているのが見られ、コサメビタキではないかと思っています。

5月2日撮影






サンショウクイ 2021年

  Ashy Minivet (意訳:灰色のサンショウクイ)
  全長20cm翼開長28cm(サンショウクイ科)

2020年里暮らしになって初めて出会ったサンショウクイですが、散策ルートの杉林付近で身近に見られる野鳥となりました。

2021年4月30日撮影










里のウグイス

 里山では春の訪れと共にきれいな鳴き声が響くウグイスですが、春告鳥と呼ばれるだけあり、営業地でも自宅付近でもその声に癒されます。

野生の生き物はやはりペアリングの季節が1番姿を見つけやすく、この時も声を頼りに直ぐ近くの小枝に止まるウグイスを目視出来ましたが、カメラを向けても飛び立つこともなく盛んにきれいな声を上げていたのはお相手探しの季節ならではでしょうか・・

2021年4月21日撮影












若葉が茂る前、わずかな期間限定のショットです。

混群するシジュウカラの仲間たち

 NHK「ダーウィンが来た」でシジュウカラの仲間が昆群して暮らすのは、危険を知らせ合ったり、餌場を知らせたりする情報交換の目的があると知りました。

そのコミュニケーションをとる為に言葉があると言う研究が進んでいて、それぞれの種の言葉(鳴き方)を越えて、多種の昆群して暮らす鳥語も理解している事や、幼鳥たちが一緒に育つ中で多種類の言葉も学んでいる事も知りましたが、更に近くで暮らすリスなど野鳥以外の生き物も、野鳥たちの言葉の意味を理解し緊急避難に役立てていることまで分かり、言葉を話す鳥がいるだけに中々賢いという事に納得させられました。

そんな新たな知識を得ると、シジュウカラの仲間達が杉林に入り交ざっている姿も自然な事と理解できますし、主に昆虫やクモなどを捕食したり、樹木の種子を食したりと同環境で暮らす野鳥の昆群であることにも気づきます。

という事で雪国でも年間通して見る事が出来る留鳥の昆群の、冬から早春にかけての画像をまとめてみました。

2021年2月12日 佐梨川付近の杉林にて

ヤマガラ




コガラ





ヒガラ 2月21日



そしてシジュカラ科ではなく唯一エナガ科に属するエナガの撮影地はトレッキングコース入り口の杉林にて。
ここは主にエナガの縄張りなのか、この時はエナガだけの小群でした。
3月31日撮影





一応留鳥ではありますが、さすがに大雪の頃には姿を見る事が少なく、天気の良い日に林で囀りを聞くくらいです。
もう少し暮し易い里へ移動しているのかと思うのですが、ポカポカ陽気が続くと杉林からさえずりが聞こえるので、林で過ごしているのかしらと思ったり・・・