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突然目の前を通過したカワアイサのつがい

 晴天が続き気温も急上昇し、午後の散歩になると雪融けで佐梨川は濁り始めています。

昨日は何時もとコースを変えて、下集落の谷沿いに田が広がるコースへ向かったのですが、暑さもあり早々にUターン。

時間に余裕があるので猿跳橋下流岸を裏側から覗けるエリアへ立ち寄ったのですが、積雪が消え土手が出始めて見下ろす事が出来ました。

急な雪解け水に無駄足かと思った頃、突然目の前を通過したのが2羽のカモ。

番と思われますが、先頭は緑色の頭、後方は茶色い頭で首から腹にかけて白い体のカモ。

その時は何カモかな?と思いましたが、12月に少し下流の砂防ダム付近で見たことのあるカワアイサでした。

一直線に飛び去って行きましたが、目の前を通過したので翅色の美しさを確認できました。


4月11日 12:20








人家周辺ではツバメも巣作りを始めているようです。



きれいなカモの目視で今日はこれまでと思ったら、自宅裏山方面から川沿いの里山目指して飛んでいくサシバと出会い、毎日会えることに少しうれしかったのですが、次回に続けます。



カワアイサ

 Common Merganser カモ科
 全長♂71cm ♀60cm 翼開長82~97㎝

図鑑より抜粋冬鳥としてほぼ全国に飛来し、広い湖沼や河原に数羽~数十羽の小群れが見られる。
水中に潜って魚を捕食。頭を水面に入れて魚を捜しながら泳ぎ、2~4mもの深さに潜ることができる。
メスやエクリプス(オスの冠羽中)は体が灰色で頭部が栗色。
冠羽はオスの繁殖期にはなく、エクリプスではメスの方が長く先がささくれている。初列風切りは黒、次列風切りは白。雨覆はオスが白くメスは灰色。

春の探鳥会で魚野川のカモを望遠で見てはいましたが、自宅付近にはカモの集まる環境が間近になく、近年ずっと工事中だった砂防ダムの工事が終わるのを待っていたところ。その工事も先日終了し周辺整理も完了。さっそく徒歩40分ほどですが見に行くと、頭が茶色で体の白いカモが数羽で泳ぐ姿を見る事が出来ました。

まだ距離がある所でカメラを向けていると気づかれ飛び立たれましたが、近くにはカラスの姿も多く警戒心が強いようです。

2021年12月12日 芋川砂防ダム上流













魚野川の探鳥会で頭がこげ茶で冠羽のあるカワアイサを極小で見ていたので見当をつけましたが、魚野川で写真で確認できたホシハジロも頭が茶色で体が白い、念のため確認するとホシハジロは胸元が褐色である事に気づけました。

今回のカワアイサは先頭の1羽だけが頭が茶色ではなく雰囲気も違い、どうもオスではないかと思うのですが、群れのリーダーでした。