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早くも近隣の野鳥たちが戻ってきて

 少雪の年となった2023年は季節の巡りも早く、3月は例年より暖かく散歩で出合う野鳥も増えてきました。

3月17日 ハクセキレイも戻ってきたようす


3月22日
散歩途中で出合ったヤマガラはきれいな声を上げていてご機嫌







ポカポカ陽気で電線に飛んできたのはキジバトやムクドリ



 窓前のオカメ桜の蕾も色づき、バードハウスを覗くヤマガラを発見


3月24日 小雨の中でもホオジロの群れが飛んできましたが、よく見るとカシラダカも混ざっていました。


ホオジロ


雪の農道脇でカシラダカと遭遇

 比較的冬でも見かけるホオジロですが、大雪で出合う事も少ない今年。
2月も後半に入り、農道わきの土手が姿を見せ始めたからか、散歩で出合う事が出来ました。

しかもホオジロと思ったら、冠羽があり腹部が白いカシラダカだったのでラッキー、ホオジロより見かける確率が少ないのです。

ホオジロも降雪期はあまり見かけませんが、1年中ほぼ出会えるのに対して、カシラダカの方が出会う機会が少ないと思いチェックしたら、むしろ冬鳥で6~9月頃はシベリアや欧州の高緯度エリアで繁殖するそうです。

2022年2月19日 10:46




少し先まで散歩した帰り道、まだ側溝付近で草の実を啄んでいましたが、枯れ草の中では見事な保護色です。
11:36











よく似たホオジロとカシラダカ

 冠羽があるカシラダカですが、ホオジロでも似たような状態の写真が撮れることもあり、いまだに迷う事が多いのですが、2021年に比べ易いカシラダカが撮れたので載せてみます。

2021年4月21日 カシラダカ



上の3枚のうち上下は冠羽がないのですが、もう一つの見分け方「お腹が白い」という特徴が見られ、目の周りの色も黒が強く幅広のように見えます。

下の画像は腹部が茶色く、顔模様も分かりやすいホオジロです
4月10日



良く出会うのは殆どホオジロですが、裏の畑にもやってきます。

10月5日


10月8日





カシラダカ

 Rustic Bunting(田舎のホオジロ類)
 全長15㎝ 翼開長24㎝ ホオジロ科

図鑑より抜粋冬鳥として本州以南に飛来し、山間の田畑や林、川原などに群れて生活する。
草の実を食すが繁殖期には昆虫も食す。
春の渡り頃にはオスは夏羽になり顔から頭部が黒くなるが、通常は茶色い頭部が冠羽を立てている。

ホオジロ科の特に幼鳥は見分けが難しく、何度もホオジロをカシラダカと間違えましたが、冠羽の他に腹が白く胸に茶褐色の帯があるのが特徴。

2020年4月11日撮影 オスの夏羽

10月25日 白い腹と冠羽が特徴



ここで気づいたのですが冠羽に注目していた為、カシラダカと思い込んでいた画像の中に腹部が茶色いのが混ざっていて「腹が白い」で確認するのが見分けやすい事に気づきました。
という事で後ろ姿は難しいですね・・・

2018年10月19日