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シジュウカラ科の冬の餌場は杉林

 雪国魚沼でも冬鳥として留鳥しているシジュウカラの仲間も、雪が降る間は見かけないのですが、降っていなければ杉林に群れて食事タイムをとるようです。

何時でもいるわけれはないので、タイミングが合えば飛び交う姿を撮ることが出来ますが、1番撮りやすいのはヤマガラです。

2月22日 14:04






そして一緒にいるのがシジュウカラ





数は少ないけれどコガラも


そして群れから少し離れた所で冬鳥ジョウビタキのメスを発見!

上手く出会えるとやっぱりうれしいですが、杉の木の上部にいるので首が疲れます・・


2月の最初の野鳥は杉林のヤマガラ&コガラ、そしてカケス

 2023年2月に入ると雪の日が激減し、穏やかな日が続き散歩に出る機会も増してきました。

柿の実が落ちてからはエサ不足もあり、野鳥便りはお休みかと思いましたが、暖かな午後の杉林からヤマガラの鳴き声が聞こえジッとして見上げていると、上方で飛び交う姿を見つけられ、撮影後のトリミングでコガラも混ざっていた事が分かりました。

2月4日 12:28 ヤマガラ








コガラの姿も










翌5日には杉林に鳴き声も聞こえず諦めましたが、川辺で木々の合間に飛びこんだ野鳥を見かけ探してみるとカケスを発見!。

2月5日 12:39 カケス


穏やかな気候に野鳥たちも活発に動いているようです。


混群するシジュウカラの仲間たち

 NHK「ダーウィンが来た」でシジュウカラの仲間が昆群して暮らすのは、危険を知らせ合ったり、餌場を知らせたりする情報交換の目的があると知りました。

そのコミュニケーションをとる為に言葉があると言う研究が進んでいて、それぞれの種の言葉(鳴き方)を越えて、多種の昆群して暮らす鳥語も理解している事や、幼鳥たちが一緒に育つ中で多種類の言葉も学んでいる事も知りましたが、更に近くで暮らすリスなど野鳥以外の生き物も、野鳥たちの言葉の意味を理解し緊急避難に役立てていることまで分かり、言葉を話す鳥がいるだけに中々賢いという事に納得させられました。

そんな新たな知識を得ると、シジュウカラの仲間達が杉林に入り交ざっている姿も自然な事と理解できますし、主に昆虫やクモなどを捕食したり、樹木の種子を食したりと同環境で暮らす野鳥の昆群であることにも気づきます。

という事で雪国でも年間通して見る事が出来る留鳥の昆群の、冬から早春にかけての画像をまとめてみました。

2021年2月12日 佐梨川付近の杉林にて

ヤマガラ




コガラ





ヒガラ 2月21日



そしてシジュカラ科ではなく唯一エナガ科に属するエナガの撮影地はトレッキングコース入り口の杉林にて。
ここは主にエナガの縄張りなのか、この時はエナガだけの小群でした。
3月31日撮影





一応留鳥ではありますが、さすがに大雪の頃には姿を見る事が少なく、天気の良い日に林で囀りを聞くくらいです。
もう少し暮し易い里へ移動しているのかと思うのですが、ポカポカ陽気が続くと杉林からさえずりが聞こえるので、林で過ごしているのかしらと思ったり・・・


コガラ

 Willow Tit(柳のカラ)
全長13㎝ 翼開長21㎝ シジュウカラ科

図鑑より抜粋北海道~九州の山地に住む留鳥で雌雄同色。
低山帯上部~亜高山帯の落葉広葉樹や針葉樹林で生活する。
繁殖期には枯れ枝などと突いて昆虫の幼虫や成虫を主に食すが、秋には木の種子も食し、木の幹などの割れ目に保存する習性をもつ。

シジュウカラ科は似た様相をしているので迷う時がありますが、頭が黒く嘴の下の黒い部分が黒いのが特徴、その黒い部分が一番少なく髭のようになっていて、頭がベレー帽のように黒々し顎下が白いのがコガラ。
(シジュウカラは腹までの黒いネクタイ、ヒガラは首までのマフラー、コガラがちょび髭を目安に顎下の白い部分を要観察!)

2018年11月6日(画像クリックで大画面へ)



2015年11月6日