2022年の大雪にも頼りになる、クマタカの雄姿

2月末まで強力寒波が繰り返され例年以上の積雪量、雪上がりの朝に周辺の様子を撮りに出てると裏山の上空を旋回するクマタカを発見!

さっそくカメラを向けていると杉木立に止まったので、急いで屋内に入り窓からその様子を追ってみました。

2月25日 7:42














これほど繰り返す寒波にも、さすがに留鳥のクマタカ!
力強い姿を見せてくれます。


雪の農道脇でカシラダカと遭遇

 比較的冬でも見かけるホオジロですが、大雪で出合う事も少ない今年。
2月も後半に入り、農道わきの土手が姿を見せ始めたからか、散歩で出合う事が出来ました。

しかもホオジロと思ったら、冠羽があり腹部が白いカシラダカだったのでラッキー、ホオジロより見かける確率が少ないのです。

ホオジロも降雪期はあまり見かけませんが、1年中ほぼ出会えるのに対して、カシラダカの方が出会う機会が少ないと思いチェックしたら、むしろ冬鳥で6~9月頃はシベリアや欧州の高緯度エリアで繁殖するそうです。

2022年2月19日 10:46




少し先まで散歩した帰り道、まだ側溝付近で草の実を啄んでいましたが、枯れ草の中では見事な保護色です。
11:36











シメ(1)

 Hawfinch(太く頑丈な嘴を持つアトリ類)

  全長19㎝・翼開長31㎝ アトリ科

図鑑より抜粋本州以南には冬鳥として飛来し、北海道では繁殖もする。
落葉広葉樹林や雑木林を好み、エノキやカエデなどのかなり固い種を太い嘴で割って食す。
春秋の渡りの時には群れを作るが冬は単独が多い。

アトリ科の他の種に混ざっていたシメを確認した2020年が始めて撮ったシメですが、2022年の散歩で電線に止まるシメをしっかり撮ることが出来ました。
どちらも2月という事で「冬鳥なんだ」と改めて認識しました。

2022年2月13日撮影





2020年2月23日撮影


3月3日 アトリの群れの中にカワラヒワと共に混在





雪の晴れ間に旋回するクマタカ

 雪の多い今年はバードウォッチングも少し先の事と諦めていましたが、節分の日の午後に雪が上がり、わずかな青空が広がると裏山のクマタカが静かに旋回する姿を見つける事が出来ました。

窓からカメラを向けても強風は感じられませんでしたが、上空には気流が出来ているようでゆらゆらと旋回しながら5分ほどで姿が見えなくなりました。

2022年2月3日 15:02