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イヌワシ

Golden Eagle(金色のワシ)
 タカ科 天然記念物
 全長 ♂81㎝ ♀89㎝ 翼開長168㎝~213㎝ 

図鑑より抜粋主に本州の山地で繁殖する留鳥(北海道~九州で観察あり)
生息数が非常に少なく天然記念物である。
山地帯~高山帯を生活圏とし、大きな岩壁の下方に森林と草地がある山を好むため、生息地は限られる。

主に野ウサギやキジ、ヘビなどを捕食する。
谷間の上昇気流に乗ってゆっくりと帆翔し、地上を見回しながら獲物を捜し、見つけると急降下し強い足指の爪で襲う。

1年を通してつがいで暮らし、断崖の岩棚や大木の太枝に枯れ木で大きな巣を作るが、人が近づくと放棄する事もある。

天然記念物で絶滅危惧種の貴重なワシとして
奥只見・銀山平に観察に来る常連ウォチャーが
いる人気で大型の猛禽ですが、上昇気流に
乗って遥か上空を飛翔する姿を望遠鏡で見るのが一般的。

私自身もしっかり確認できたのは、台風の
風に乗って低く飛んでいたイヌワシを指され
双眼鏡で見たのが最初です。

望遠鏡や双眼鏡を通してしか見られない鳥で
自ら撮る事はないと思っていたイヌワシに
偶然出会ったのは冬季の自宅散歩エリア!

川沿いを歩ていた時に猛禽の鳴き声が聞こえ
キョロキョロしていると、後ろから1羽の
黒い猛禽が目視距離で通過していった時
何とか一眼レフに撮る事が出来ましたが
その真っ黒な猛禽に白いラインが目立ち
何だろう?とブログ記載したところ
イヌワシの幼鳥と教えてもらえました。

2018年2月28日撮影(画像クリックで大画面へ)



昨年イヌワシ観察を続けている方から
印刷したイヌワシ親子の写真を頂いたので
巣のご紹介に載せさせてもらいます。
プリントを撮った画像で雰囲気だけ
ですが参考までに。

2020年

2014年8月30日撮影(いただいた写真です)


ゴールドイーグルと言う名前の由来は
頭上から首にかけて金褐色との事ですが
飛翔姿は真っ黒にしか見えないようです。
幼鳥や若鳥は翼と尾の下面にある白斑が特徴。