タゲリ

 Lapwing(翼を打つもの)

全長32㎝ 翼開長72㎝ チドリ科

図鑑より抜粋本州以南の各地に飛来する冬鳥だが、北陸地方では繁殖例も少数ある。
水田や湿った畑や川原に住み、開けた平坦地を好む。
主食は昆虫やミミズで、地面を片足で叩き、虫を追い出し食す。
冬には数羽~十数羽の群れでいるのが普通、番で縄張りを持つ。

頭上に黒くて長い冠羽を持ち、背面は
緑や淡紅色で光沢がある。腹は白く
首下には背面から連なる太く黒っぽい帯がある。

魚沼でこのタゲリを見たのは、この1度だけ。
ミューミューと猫の様な鳴き声が聞こえ
道路先に見慣れる野鳥を発見しカメラで追跡!

その珍しい容姿からタゲリと判明。
渡りの途中で小休止していたのか
たった1羽で餌を捕っていたと思われます。

2013年11月11日撮影(画像クリックで大画面へ)



一度飛び立ったのですが、近くに降り
そこで餌探しの様子、望遠でピントが
悪いのですが、とりあえず追跡・・










ミサゴ

 Osprey(ミサゴ) タカ科

 全長♂55cm ♀64㎝ 翼開長157~174㎝

図鑑より抜粋全国で繁殖する留鳥で、冬に氷結するオホーツク海域のものは移動する。
猛禽類には珍しく魚食を専門とするので、海岸や大きな川、湖に住み上空を旋回し獲物を見つけると鋭い爪足を水に突っ込んで捕る。
人気のない海岸や岩礁、水辺の大木の上に営巣する。

翼は細長くて尾が短く、翼上面は黒褐色で
下面と頭部が白く、黒い過眼線がある。

奥只見湖上空で見かけるタカですが
時々銀山平・北之又川に沿って飛翔する
姿を見ることが出来、白いからだがきれいです。

2017年4月26日 銀山平・白光岩橋上空
(画像クリックで大画面へ)








2012年8月17日撮影 銀山平温泉・前嵓橋






初めて間近にミサゴを見た時ですが
幼鳥が上流で休憩していたようです。

オオタカ

 Goshawk(ガンを狩るタカ) タカ科

 全長♂50㎝ ♀56cm 翼開長106~131㎝

図鑑より抜粋北海道~本州山林で繁殖する留鳥で、西日本では少ない。
丘や山麓の落葉広葉樹林や針広混交林に住むが、行動範囲が広く農耕地や住宅街にも現れる。
主にハトやムクドリ、カモ等の鳥類を捕食し、ネズミやウサギ等も狩る事がある。

上面は灰褐色、下面は白っぽく黒い横班がある。
明瞭な眉班と黄色い足が特徴で、翼が短く尾が長い

2016年撮影(画像クリックで大画面へ)









WPブログでハチクマと載せていて
オオタカと訂正コメントを頂きましたが
タカ類はシルエット画像が多く、色が
分かりづらく、勘違いも多いので
間違いに気が付いたら、コメントで教えて下さい。

ハチクマ

 Honey Buzzard(蜂蜜ノスリ)タカ科

全長♂57cm ♀61㎝ 翼開長121~135㎝

図鑑より抜粋北海道~本州の山林に繁殖する夏鳥で個体数が少ない。
丘や山麓の山林に住み、主に蜂の幼虫や蛹を捕食し、カレルや蛇も捕食する。特にクロスズメバチなどのジバチを好む。
秋にはサシバの群れと一緒に海を渡ることが多い。

飛翔中に翼の前縁から出る頭部の長さが
他のタカより長く、尾の先は丸形で黒くて
太い2本線が横に入っている。

奥只見・銀山平上空ではノスリ同様に
一時子育て姿を見かけていたが、どちらか
片方が主体でいると他方の姿は見掛けない気がする。

2017年7月19日撮影 (画像クリックで大画面へ)







2012年8月









ハクセキレイ

 White wagtail(白いセキレイ)

 全長21㎝ 翼開長30㎝ セキレイ科

図鑑より抜粋主に北日本で繁殖し、本州中部以南で越冬する。
海岸や川の下流域、水辺近くの田畑や市街地に住む。
繁殖期にはつがいで縄張りを持ち、地上の窪みや石の間、建物の隙間などに営巣する。
尾を上下に振りながら歩き、昆虫を捕食、フライングキャッチもする

セグロセキレイに似るが、全体にグレーで顔が白い。
セグロセキレイ同様に近くでお馴染みの川辺の鳥です。

今回過去画像をWPブログで確認するとハクセキレイの
オスをセグロセキレイと記載していた事もあり間違えて
いましたが、夏羽のオスは頭が黒く間違えやすい。

特にきれいなグレイの時期がありメスは薄い灰色
そのため黒々した頭をみてセグロと勘違いしたようで
顔下部が白いのはハクセキレイと見分ける事にします。

2018年6月4日(巣作り)


2017年8月9日 親が巣立ちを促すようす



2016年5月12日 日常的に見る姿


2014年4月21日
2013年