ニュウナイスズメ2

  Russet Sparrow(赤褐色のスズメ)

 全長14㎝ 翼開長22㎝ ハタオリドリ科

図鑑より抜粋本州では中部以北の主に山地の落葉広葉樹林で局地的に繁殖する。
主に樹洞に営巣する為、繁殖期にはブナやミズナラ等大木のある林や人家の周辺に住む。
スズメのいない山奥では、家屋に営巣する事もあり、秋には関東以西の暖かな平地へ移動、群れで飛来して越冬する。

頬には黒斑がなく頭や背はスズメより明るい茶色。
特にオスは頭から背にかけて赤茶色で鮮やか
メスは全く異なり、地味な配色で白い眉斑が特徴。

銀山平温泉ではログハウス周辺を利用して
営巣するニュウナイスズメの繁殖地
毎年何組ものペアが姿を見せ、子育てをします。

残念ながら里に下りると普通のスズメの縄張り
ニュウナイスズメを見かける事はないので
銀山平へ遊びに行かなければ、最後のご案内に

2020年5月15日 銀山平森林公園内にて

ニュウナイスズメのメス


2019年撮影 4月24日


ニュウナイスズメのペア


5月30日 メス



6月13日 メス



ニュウナイスズメのペア

2018年4月5日
巣から顔を出すオス

4月21日

ニュウナイスズメのペア

ニュウナイスズメのメス

6月21日
ニュウナイスズメのオス


7月18日 遊歩道にてメスの幼鳥






8月2日


はじめの頃はニュウナイスズメのメスを
知らず迷いましたが、認識してからは
幼鳥とメスの群れを頻繁に見かけます。
幼鳥は嘴がまだ黄色いですね


ゴジュウカラ(1)

 Nuthach(木の実を開ける)

 全長14㎝ 翼開長24㎝ ゴジュウカラ科

図鑑より抜粋北海道~九州の山地に住む留鳥。
亜高山の針葉樹林にも生息するが、主にブナやミズナラの落葉広葉樹林に多い。特に大木や枯れ木が多い所を好む。
樹皮の割れ目にいる昆虫や、樹木の種子も食べこれを樹皮の隙間に保存する習性がある。
頭を下に向けてヒョイヒョイと伝い降りたり、フィフィフィと口笛の様な鳴き声が特徴でもある。

森林内を歩いていると、きれいな口笛のような
鳴き声や、下向き逆さに移動する姿で気づく。
黒く長い過眼線と真っ白な首が他のカラ類と
見分けやすいが、単独ゴジュウカラ科となる。

2020年5月16日撮影 (画像クリックで大画面へ)

2017年



2014年







コガモ (1)

Teal

  全長♂41cm♀34cm 翼開長51~64cm カモ科


図鑑より抜粋全国で普通に見られる冬鳥。本州の山地や北海道でごく少数繁殖する。
最小のカモでオスの肩や腰に細かい線状班があり、メスは褐色に黒褐色の斑紋。
越冬地では数羽~小群で、湖沼や河川の葦などが生える岸辺近くにいることが多い。
主食はイネ科等の草や実や茎葉


奥只見・銀山平ではコガモを見たことがなかったのですが、里の春先に
田起こし前の水田でくつろぐ小群と何度も遭遇、はじめは気づかずに
飛び立つカモの群れを見送っていましたが、水田にいることが分かり
そっと近づくことで、その様子をズーム撮影出来ました。

コガモの中にサギやカルガモの姿も見られ、共存するようです。

4月23日撮影  (画像をクリックすると他の画像もスライドで見られます)




コガモの雌雄


コガモ雄
コガモの雄

コガモ雌
コガモの雌

コガモ雄




ウグイス(1)

 Bush Warbler (藪で囀る鳥)ウグイス科
 全長♂16cm♀14 翼開長♂21㎝♀18㎝ 

図鑑より抜粋全国の笹薮などで繁殖し、低地から高山まで生息する。
山地や寒地の物は秋冬には暖地へ移動し、昆虫や木の実を食す。

「ホーホケキョ」の鳴き声が有名ですが、姿はオリーブ褐色で灰白色の眉班が特徴の地味な姿です。
繁殖期の春にオスだけが鳴く囀りは、良く響き渡ります。

(画像クリックで大画面スライドになります)

2020年5月6日撮影 自宅付近で



    4月17日撮影 

2018年4月20日  銀山平にて



   7月4日

2015年9月27日  銀山平笹薮の中で