チョウゲンボウ

 Kestrel(チョウゲンボウ)
 全長♂33㎝ ♀38㎝ 翼開長69~76㎝

図鑑より抜粋本州北部~中部で繁殖し、秋冬には全国の雪の少ない地方で見られる。
本来は海岸や川岸、山地や丘陵などの崖の窪みを利用して集団で営巣するが、近年市街地のビルやベランダなどに営巣したりと分布を広げている。
主に杭や電柱からネズミやバッタ、小鳥をを狙う。

車で移動中に田畑の電線で見かける事の多いチョウゲンボウが、ようやくカメラ持参の散歩中に出合えました。

小さな猛禽が飛んできて杭に止まったので、逆光ながら撮ってみると愛らしい姿を確認する事が出来ました。

11月19日






よく似たホオジロとカシラダカ

 冠羽があるカシラダカですが、ホオジロでも似たような状態の写真が撮れることもあり、いまだに迷う事が多いのですが、2021年に比べ易いカシラダカが撮れたので載せてみます。

2021年4月21日 カシラダカ



上の3枚のうち上下は冠羽がないのですが、もう一つの見分け方「お腹が白い」という特徴が見られ、目の周りの色も黒が強く幅広のように見えます。

下の画像は腹部が茶色く、顔模様も分かりやすいホオジロです
4月10日



良く出会うのは殆どホオジロですが、裏の畑にもやってきます。

10月5日


10月8日





ホオジロ 2020

 Siberian Meadow Bunting ホオジロ科
全長17㎝ 翼開長24㎝(シベリア牧草地のホオジロ類)

図鑑より抜粋北海道~九州の明るい林の縁、川原、低木の草原などに住む留鳥。
暗い林には入らず、草原の中央などにも出ない。
寒地や山地のものは冬には暖地へ移動する。
春の繁殖期に木の天辺などで「一発啓上つかまつりそうろう」などの聞きなしがオスの鳴き声として知られている。
繁殖期には昆虫を食すが、秋冬はイネ科などの草の実を主に食べる。

オスの過眼線は黒く、メスは茶色っぽい。
銀山平では一番身近な野鳥の一種がホオジロで、季節により鳴き声を変える事や、同じ仲間が多い事で、似た鳥との判別に迷う鳥でもありましたが、里でも見かける野鳥ではありますが、出会う回数は激減したように感じます。

2020年3月~8月撮影

10月23日・28日



11月1日・18日




クマタカ 2021年 夏

 雪の多かった2021年は裏山で営巣するサシバがいませんでしたが、クマタカも昨年の幼鳥が成長して時々餌場として旋回してくれるに留まったようです。

それでも時に鳴き声を上げてくれるので気づけたこともあり、気付くとカメラを向けたのですが、回数はぐっと減少しました。

2021年7月23日 14:45




9月13日 14:12






9月27日 11:13








この頃まではよく鳴いてくれていたのですが・・


サシバ 2021年 5月~7月

 雪国では本来こんなものかと思われる程、サシバの産卵組の数が少なく出会う機会も昨年に比べて激減でした。

結局5月~渡りで飛び立つまでの間でサシバが撮れたのはまとめてアップできる数でした。(散歩回数が少なかったことも要因の1つですが)

5月28日


6月7日

6月18日







7月6日



やはり裏山での営巣がなかったことが1番の要因と思えますが、気付かぬうちにサシバは渡りの季節を迎えてしまいました。