サシバ 2021年 5月~7月

 雪国では本来こんなものかと思われる程、サシバの産卵組の数が少なく出会う機会も昨年に比べて激減でした。

結局5月~渡りで飛び立つまでの間でサシバが撮れたのはまとめてアップできる数でした。(散歩回数が少なかったことも要因の1つですが)

5月28日


6月7日

6月18日







7月6日



やはり裏山での営巣がなかったことが1番の要因と思えますが、気付かぬうちにサシバは渡りの季節を迎えてしまいました。


カルガモ(1)

 Spotbill Duck (意訳:嘴に斑点のあるカモ)

  全長♂63㎝♀53㎝ 翼開長83~99㎝ カモ科

図鑑より抜粋国内の各地で普通に繁殖する唯一のカモ類。
全国の平野部に多く生息し、北海道で繁殖したものは、暖地へ移動し越冬する。
河川や湖沼、水田、干潟などに住み、繁殖期には特に水田に多い。
ほかのカモと違い雌雄同色で、体は褐色一面に鱗模様がある。
三列風切りが白く、飛翔時の翌鏡は青色で鮮明。


春から水の溜った田に浮かんだり、草むらから飛び立つカルガモの
ペアをよく見かけましたが、稲が伸びてくると姿を見かけなくなりました。

TVではカルガモ親子の引っ越しが紹介されていますが、辺りで
見たこともなく、カルガモの群れやヒナも見かけないと気づき
水田近くでヒナを生んだ後どこに引っ越すのだろうと不思議でした。

手っ取り早く確認できる所として、公園の池を思い浮かべ
南魚沼市にある坂戸山の麓の池へ8月に立ち寄ってみると
既に親鳥と変わらない大きさですが、並んで泳ぐカモの群れを
確認できました。

昼頃の暑い時間帯で、最初は草影の3羽しかいなかったのが
葦の下から次々泳ぎ出てくるカルガモを発見し、家族だろうと推測

首を見ずに突っ込んで逆立ちで採食したり、水を跳ねたり
中々賑やかに泳ぎ回っていましたが、水草の他、水生昆虫や
貝などの動物質、草の実や葉などを食べるそうです。

2021年5月28日撮影

2020年9月6日撮影





4月28日撮影




5月5日撮影





5月19日撮影


6月4日撮影  移動中のカルガモをよく見かけていました。


8月23日 スマホ撮影  坂戸山麓の池にて







スマホズームでピントがブレていますが、動画でも



2019年6月23日撮影  銀山平北之又川にて





サシバ 2021年4月 後半

 雪消えが遅くサシバの家族も少ないためか、裏山での産卵組は今年はいなかったようで、時々餌場として休んでいるのを見かける位でした。

4月19日





4月23日







4月30日





クロツグミの鳴き声

Grey Thrush(灰色のツグミ)

 全長22㎝ 翼開長34㎝ ツグミ科

図鑑より抜粋北海道~九州の山林で繁殖する夏鳥。
丘陵や山麓の広葉樹林に多く、林床を跳ね歩きながら、ゴミムシなどの昆虫やミミズを食し、秋には木の実も食す。

オスは上面から腹の上部や脇までが黒色で白い腹の上部に黒い三角斑があり嘴と脚が黄色い。
メスは上面が緑褐色で目立たず脇がオレンジ色を帯びている。

銀山平で数回クロツグミを見てはいましたが、鳴き声は聞いたこともなく知らなかったのですが、先日聞きなれない野鳥の鳴き声が鎮守様の木立から聞こえ、姿を捜していると小さな野鳥を確認。

既に夕暮れのシルエットではありますが、カメラを向けてズーム撮影し更にズーム確認でクロツグミと判明!

後で確認しようとズームのまま手ブレではありますが動画撮影し鳴き声も録音できました。
2021年4月24日撮影








サシバ 2021年4月前半

 2021年は大雪の年となり、特別少雪だった2020年に比べて雪解けが大きく遅れ、サシバの渡り頃には残雪も多く、前年より降り立った個体数が圧倒的に少なかったと推測されます。

と言うよりは、2020年が特別多くサシバを見られた年だと思うのですが・・

最初に姿を撮れたのが4月4日



4月7日 佐梨川にて



4月10日










4月12日 まだ里山には残雪が見られます