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サシバ 2021年4月前半

 2021年は大雪の年となり、特別少雪だった2020年に比べて雪解けが大きく遅れ、サシバの渡り頃には残雪も多く、前年より降り立った個体数が圧倒的に少なかったと推測されます。

と言うよりは、2020年が特別多くサシバを見られた年だと思うのですが・・

最初に姿を撮れたのが4月4日



4月7日 佐梨川にて



4月10日










4月12日 まだ里山には残雪が見られます



サシバ( 4 ) 2020


Gray-faced Buzzard-Eagle(訳:灰色顔のノスリ・ワシ
  全長♂47cm♀51㎝ 翼開長103~115cm タカ科

図鑑より抜粋本州~九州の山林で繁殖する夏鳥。 丘や山麓の森林に住み、水田等の開けた所でヘビ、カエル、 トカゲ、ネズミ等を捕食する。 9月末~10月はじめに、太平洋沿岸の各地で大群になり 南の国を目指して移動するサシバが見られる

里山の自宅暮らしで、思いがけずに裏山で子育て中のサシバと遭遇

近隣散策でも幾組みものペアらしきサシバと出会い
その数の多さにビックリしましたが、よく考えれば
田植えの季節から始まるサシバの渡り、餌となる蛙の産卵と
丁度重なり、田んぼが絶好の餌場であることに気づきました。

猛禽としては小ぶりですが、裏山の留守番と思われるメスは
木立の上から縄張り侵入者を、高らかな呼び声で連れ合いを
呼び戻し、見事に2羽で撃退していました。

この期間の見守りで気づいたのが、近くで子育てをするカラス
最初はサシバと追いかけ合う姿を見たのですが、そのうち
クマタカが来た時には一緒に仲間となって、大きなクマタカを
追い払っていることに気づき、その後は他のサシバが来て
メスが騒いでいる時もオスが帰ってきて追い払い始めると
一緒になってカラスも騒いで追い払いに協力している様子・・

もちろん私の妄想ですが、お互い協力して縄張りをキープする
平和協定が結ばれたのではと思うのですが・・・

7月後半に入ると大騒ぎの回数も減り、杉林の中から
鳴き声はするものの、見張りの姿を見かけなくなり
一緒にいたカラスも巣立ったのか、姿を見かけなくなりました。

7月3日撮影  縄張り侵入鳥を二羽で撃退
  (画像クリックで拡大します)











7月9日撮影 夕暮れのサシバ 18:34




7月17日撮影 朝のサシバ 6:30~

フィールドスコープにて






飛翔姿は一デジカメの300㎜ズームで





7月18日撮影  
この日もクマタカが侵入し、オスを呼び戻し協力して追い払います








巣立ちを終える頃には田の稲穂も成長し、蛙の捕獲も難しい?
今度は森林内が住処なのか、すっかり声を聞く事も見る事も
少なくなり、いつの間にか裏山からの気配が消えました・・・

ちょうど梅雨明け直前の本格的な雨が続いたこともあり
私自身の散策も減少したこともあり、幼鳥の飛翔姿は確認せず

もしかしたら撮っていても気づけなかった可能性も在りますが
秋の渡りの季節に、もう1度確認できるとうれしいのですが・・


サシバ(3) 2020


Gray-faced Buzzard-Eagle(訳:灰色顔のノスリ・ワシ
  全長♂47cm♀51㎝ 翼開長103~115cm

図鑑より抜粋本州~九州の山林で繁殖する夏鳥。 丘や山麓の森林に住み、水田等の開けた所でヘビ、カエル、 トカゲ、ネズミ等を捕食する。 9月末~10月はじめに、太平洋沿岸の各地で大群になり 南の国を目指して移動するサシバが見られる

自宅裏山のサシバ夫妻はなかなか賑やか、時にクマタカや
他のサシバも割り込んでくるため(個人的妄想ですが)
留守役のメスは1羽でいる時は戦いを挑まず、高い声を張り上げ
相方を呼び戻している様子で、すごい勢いで戻ってきたオスと合流

サシバであればオスに任せて、メスは近くの木に止まり見守り
クマタカの時には二羽で力を合わせ追い払っていました。

6月20日撮影  窓からウォッチング








6月24日撮影  窓からウォッチング







6月28日撮影
















また散策中に出会った低空飛翔のサシバは至近距離でも撮影出来ました

6月2日撮影


6月9日撮影


6月17日撮影  蛇をもって飛んでいたサシバ






そして5月末からは積極的に2階の窓辺にフィールドスコープを設置し
木に止まるサシバのズームアップを観察
フィールドスコープに接写レンズ装着のスマホで間接撮影を始めました


フィールドスコープ&スマホ撮影  6月4日









6月15日撮影