ツグミ

 Dusky Thrush(黒っぽいツグミ)
 全長24cm 翼開長39㎝ ツグミ科

図鑑より抜粋冬鳥として全国に飛来し、秋は山林で木の実を食し冬には分散し平地に降りる。
田畑や開けた所で足をそろえピョンピョン跳ねるように移動し、ミミズや昆虫も食す。

黄白色の眉斑、翼の赤褐色や胸の黒斑が
目立つが個体変異がある。

魚沼の里では降雪頃、柿の木に集まって
来るが、ヒヨドリと混成して間違えやすい。

望遠で撮るとヒヨドリより小さく
茶褐色の色で判別できるものの、単独で
撮った時、間違えて判別する事もあった。

2018年2月21日撮影(画像クリックで大画面へ)





2021年1月4日撮影







イカル(1)

Japanese Grosbeak(日本のシメ)  
  全長23cm 翼開長33㎝  アトリ科
図鑑より抜粋北海道~九州の低地から山地の落葉広葉樹林で繁殖するが、九州、四国では少ない。

秋冬は暖地や山麓、丘陵に移動し越冬し、繁殖期には昆虫を捕るが桜などの果実も好む。
越冬期には数羽から数十羽の群れで行動し、雑木林で種子を食べるが、農作物を食すこともある。


キーコーキーと良く響くきれいな声で気が付きますし
里山にも、銀山平にも生息しよく目にします。
黄色い嘴とグレーの体が特徴、木陰にいるので
写真はあまりよく撮れたものがなく、今後に期待

2019年7月26日撮影 (画像クリックで大画面へ)









イヌワシ

Golden Eagle(金色のワシ)
 タカ科 天然記念物
 全長 ♂81㎝ ♀89㎝ 翼開長168㎝~213㎝ 

図鑑より抜粋主に本州の山地で繁殖する留鳥(北海道~九州で観察あり)
生息数が非常に少なく天然記念物である。
山地帯~高山帯を生活圏とし、大きな岩壁の下方に森林と草地がある山を好むため、生息地は限られる。

主に野ウサギやキジ、ヘビなどを捕食する。
谷間の上昇気流に乗ってゆっくりと帆翔し、地上を見回しながら獲物を捜し、見つけると急降下し強い足指の爪で襲う。

1年を通してつがいで暮らし、断崖の岩棚や大木の太枝に枯れ木で大きな巣を作るが、人が近づくと放棄する事もある。

天然記念物で絶滅危惧種の貴重なワシとして
奥只見・銀山平に観察に来る常連ウォチャーが
いる人気で大型の猛禽ですが、上昇気流に
乗って遥か上空を飛翔する姿を望遠鏡で見るのが一般的。

私自身もしっかり確認できたのは、台風の
風に乗って低く飛んでいたイヌワシを指され
双眼鏡で見たのが最初です。

望遠鏡や双眼鏡を通してしか見られない鳥で
自ら撮る事はないと思っていたイヌワシに
偶然出会ったのは冬季の自宅散歩エリア!

川沿いを歩ていた時に猛禽の鳴き声が聞こえ
キョロキョロしていると、後ろから1羽の
黒い猛禽が目視距離で通過していった時
何とか一眼レフに撮る事が出来ましたが
その真っ黒な猛禽に白いラインが目立ち
何だろう?とブログ記載したところ
イヌワシの幼鳥と教えてもらえました。

2018年2月28日撮影(画像クリックで大画面へ)



昨年イヌワシ観察を続けている方から
印刷したイヌワシ親子の写真を頂いたので
巣のご紹介に載せさせてもらいます。
プリントを撮った画像で雰囲気だけ
ですが参考までに。

2020年

2014年8月30日撮影(いただいた写真です)


ゴールドイーグルと言う名前の由来は
頭上から首にかけて金褐色との事ですが
飛翔姿は真っ黒にしか見えないようです。
幼鳥や若鳥は翼と尾の下面にある白斑が特徴。




クマタカの幼鳥 7

 

 Mountain Hawk Eagle(意訳:山岳のタカワシ)

   全長♂72㎝♀80㎝ 翼開長140~165㎝ タカ科

図鑑より抜粋北海道~九州の山地で繁殖する留鳥だが個体数が少ない。
山地帯~亜高山帯の落葉広葉樹林や針葉樹林に住み、高木の多い原生林を好む。
食物連鎖の最上位として、野ウサギなどの哺乳類、キジやカケス等の鳥類、ヘビなどを食べる。

1年中生息する留鳥で大型のタカですが、魚沼の里にも生息しています。


10月25日に姿を見て以来、時々鳴き声はするものの
姿を見かけなくなっていたクマタカの幼鳥。

巣立ちから別の場所へ移動したのかと諦めて
いましたが12月4日の散歩中、裏山の下付近で
鳴き声を確認、探していると木々を飛び移る
姿を確認でき、しばらく立ち止まってその姿を
見守りました。

木立に飛び込むと見失いますが、しばらく待つと
鳴き声が響き、ササッと移動してくれたのが幸い
久々に元気な姿を撮ることが出来ました。

2020年12月4日 撮影(画像クリックで拡大します)

















カワラヒワ(1)

 Oriental Greenfinch(東洋の緑のアトリ)

  全長14cm 翼開長24㎝ アトリ科

図鑑より抜粋北海道~九州の平地や低山の林、畑、公園、河原などに生息
地面に下り草の実や種を食べ、主に杉や針葉樹の枝に営巣する

田畑でよく見かける野鳥ですが、ちらっと見える
翼の黄色で見分けられ、時に群れとなって移動する。

2018年3月14日撮影(画像クリックで拡大します)

2020年4月28日撮影


9月6日
12月4日



クマタカの幼鳥 6

 

 Mountain Hawk Eagle(意訳:山岳のタカワシ)

全長♂72㎝♀80㎝ 翼開長140~165㎝ タカ科

図鑑より抜粋北海道~九州の山地で繁殖する留鳥だが個体数が少ない。
山地帯~亜高山帯の落葉広葉樹林や針葉樹林に住み、高木の多い原生林を好む。
食物連鎖の最上位として、野ウサギなどの哺乳類、キジやカケス等の鳥類、ヘビなどを食べる。

1年中生息する留鳥で大型のタカですが、魚沼の里にも生息しています。


 雨の日にも現れたクマタカの幼鳥、上手く餌が獲れて
いないのかと心配する中、翌日は晴天に畑の芋掘り作業。

前回も畑仕事中にクマタカが来たので、今回は近くに
カメラを置いての作業。

予想通りに作業が進む中、クマタカ幼鳥の声が聞こえ
どうも2羽の声がしている様子、徐々に近くなり
急いでカメラを取りに行く途中で現れた2羽の猛禽!

前にいた猛禽が逃げている様子で、鳴き声を上げ
あっという間に通過し近くの杉林に飛び込んでしまいました。

何とかカメラを構えるころには、追ってきた猛禽1羽
深追いする事もなく、上空を優雅に旋回しそのまま
立ち去って行ったのですが、これは親鳥だったの?

又は違うクマタカがきて追いやったのか?
疑問は解決できませんが、旋回写真をアップ
幼鳥ではないのだろうと思うのですが、如何?

  (画像クリックで拡大ます)

10月27日10:39~ 撮影 大人のクマタカ