ヤマセミ(1)

Crested Pied Kingfisher (冠羽のある斑な魚獲り王)
 全長38cm 翼開長67㎝ カワセミ科

図鑑より抜粋北海道~九州各地で繁殖する留鳥で、山地や渓流の湖沼に住み、魚類を主に捕食する。
水面上に突き出た小枝に止まって魚を捜し、水中ダイブをして捕える。枝等に魚を強く叩きつけて弱らせて頭から丸呑みする。
土の崖につがいで横穴を掘り営巣し、共同で子育てする。

銀山平周辺に生息し、北之又川沿いで子育てを
している為、キャラッキャラッと独特な
鳴き声で見つけることが出来る。

この鳴き声を認識するまで、全く知らなかった
野鳥ですが、最初に出会ったのは北之又川河原で
写真をっていた時の事。

突然川の水上2m位を水平に飛んできて
こちらに気づくと、急にUターンして
飛び去った為、お陰で撮ることが出来ました。

ヤマセミ(1)では銀山平での過去録を纏めます。

2013年7月11日撮影 Uターンで逆飛翔

6月~8月 宿裏の北之又川(コンパクトカメラにて)






2013年から数年はヤマセミ親子の縄張りで
客室の窓からもウオッチングできていました。

そして200㎜ズームのイチデジに切り替えた後
北之又川観察を続けていた事で、ついに掲載に
耐える写真を撮ることが出来ましたが次へ


キバシリ(1)

 Tree Creeper(木を這うもの)

 全長14㎝ 翼開長20㎝ キバシリ科

図鑑より抜粋北海道~九州の山地に住む留鳥だが、繁殖地が限られ数は少ない。
低山帯上部の落葉広葉樹林や亜高山帯の針葉樹林に生息し、霧が多く苔むす森林を好む。
昆虫を捕食しながら螺旋状に上方へ移動する特徴がある。

銀山平森林公園では出会ったことがなく
自宅近くの遊歩道樹林で初めて出会いました。

2018年11月28日撮影 (画像クリックで大画面へ)



保護色で気づくのが遅れ、ボケたのが残念です。


アオジ

 Black-faced Bunting(黒い顔のホオジロ類)
 全長16cm 翼開長22㎝ ホオジロ科

図鑑より抜粋北海道(平地~山地)から本州以南(山地)で繁殖する。
冬は根雪のない暖地へ移動し市街地でも普通に見られ、藪を好み草の実などを食す。つがいで縄張りを持ち地上か低木の枝に営巣する。

腹が黄色で黒い縦斑が特徴、オスの頭は緑灰色、メスは黄色い眉斑が目立つ。

ホオジロ科は翼模様が似ている為、判別に苦労し間違えることもしばしば、特に幼鳥の見極めは難しく感じます。

2017年10月27日撮影

2018年11月2日



WP Blogではアオジとした画像がいくつかありましたが、よく見ると腹の黒い縦斑がない為、全てホオジロの幼鳥でしたが、逆にホオジロ表記した中に腹の黒斑を見つけアオジと確認できました。








メジロ

 Japanese White-eye メジロ科

全長12㎝ 翼開長18㎝(日本の白い眼をした鳥)

図鑑より抜粋全国の低地から山地に生息する留鳥で、常緑広葉樹のある暖地に最も多い。寒地や山地のものは冬になると暖地へ移動する。
花蜜や柔らかい木の実、昆虫などを食す。
繁殖期にはつがいで縄張りを持ち、木の枝やコケや枯れ草で巣を作る。
秋冬には群れになり、カラ類と昆群になることも多い。

緑色や黄緑色の種が多く雌雄同体。細い嘴を持ち目の周りに白い縁取りがある。

体がウグイス色なのでウグイスと間違える方もいるのですが、目の周りに白い◎を作りとても愛らしい。
銀山平では葉陰にいる姿しか見る事がなく、出会いが少なかったのが残念です。

2017年4月30日撮影(画像クリックで大画面へ)








9月16日



2014年5月5日


2008年5月25日 
初めて見たメジロはこの時で、渡りでの小休止だったのか路上で一時的に動けなくなっていたものです。




ミヤマホオジロ

 Yellow-throated Bunting ホオジロ科

全長16㎝ 翼開長21㎝(黄色い喉のホオジロ)

図鑑より抜粋北海道南部と本州南の丘陵や山麓の林で越冬する冬鳥。
農耕地の付近で他のホオジロ類と共に見られることもある。
藪のある明るい林を好み地上に落ちている草や樹木の種子を啄み、昆虫なども捕食する。
4月下旬には中国大陸などへ渡るが対馬でも繁殖している。

オスは黄色い眉斑やのど、黒い冠羽や過眼線が目立ち、メスは全体に茶褐色。

たった1度だけ家の近所でホオジロの群れに混ざった姿を見つけ、不鮮明でしたがトリミングでミヤマホオジロと判別できました。

2018年3月15日撮影(画像クリックで大画面へ)







ノジコ

 Japanese Yellow Bunting ホオジロ科

全長14㎝ 翼開長21㎝(日本の黄色いホオジロ)

図鑑より抜粋夏鳥として東北~中部地方の山地に飛来し、台湾、フィリピン、中国南部の一部にだけで越冬する。
かつては日本に広く分布していたが、現在の繁殖地は新潟や長野の局所的。
落葉広葉樹林やカラマツ林などで生活するが、特に沢沿いや湿地の藪を好む。

オスは全体に緑褐色を帯び、メスは黄色みが淡い。
目の周りが細く白いのが特徴で、脇腹に縦斑がある。

WPブログ内検索で古い画像を発見しましたが、最近はハッキリと分かる画像がなく、暗い場所での後ろ姿はアオジと似ていて判別が難しい。

2011年5月7日撮影(画像クリックで大画面へ)


2013年9月2日

2017年8月22日



ブッポウソウ

 Broad-billed Roller(幅広嘴の回転するもの)

 全長30㎝ 翼開長71㎝ ブッポウソウ科

図鑑より抜粋本州~九州の森林に飛来する夏鳥で、巨木のある場所を好みキツツキなどの古巣や樹洞を利用して繁殖する。
見晴らしの良い枯れ木や電線などから飛び立ち、昆虫を空中で捉えて食し不消化のものは吐き出す。

私が出会ったのは銀山平森林公園・遊歩道の散策中で、黒いシルエットしか撮れず、色合いが分かりませんでしたが、本来「体と翼は青緑色、頭と尾羽は濃い紫色、嘴と脚部は赤色」で森の宝石とも呼ばれる美しい鳥だそうです。

この時カラスの様な大声で、初めて聞く濁った声に驚き辺りを捜していると、飛んできて小枝に止まったもの。
暫く撮影した後、飛び立った翼に白斑が目立ったことから、野鳥図鑑で見た事のあるブッポウソウと判別できました。
飛翔姿が撮れなかったのが残念です。

2015年8月25日撮影