セグロセキレイ(1)

 Japanese Wagtail(日本のセキレイ)

 全長21㎝ 翼開長30㎝ セキレイ科

図鑑より抜粋日本固有種で、北海道~九州に留鳥する。
川や湖の岸辺に住み、周辺の水田や市街地でも見かける。
1年を通して番で縄張りを持ち、土手の窪み、河原の石や流木下、屋根の隙間などに営巣する。

ハクセキレイと似るが頭部から肩、背が黒く腹が白い。

里の自宅付近では四季を通して見ることがあり
数は多くないが普通にいる為、画像は少ない。

2020年6月2日撮影

自宅エリアで見られるセグロセキレイですが、川辺で餌を捕る姿を目視できたので追記します。

2020年10月3日(佐梨川)



2019年5月8日

2010年1月~3月の自宅付近で




クマタカの幼鳥 1

 

 Mountain Hawk Eagle(意訳:山岳のタカワシ)

 全長♂72㎝♀80㎝ 翼開長140~165㎝ タカ科

図鑑より抜粋北海道~九州の山地で繁殖する留鳥だが個体数が少ない。
山地帯~亜高山帯の落葉広葉樹林や針葉樹林に住み、高木の多い原生林を好む。
食物連鎖の最上位として、野ウサギなどの哺乳類、キジやカケス等の鳥類、ヘビなどを食べる。

1年中生息する留鳥で大型のタカですが、魚沼の里にも生息しています。


サシバの子育て期にフラッと登場しては追い払われていた
クマタカですが、サシバがいなくなってから度々出現!

どうも同じエリアでクマタカも子育てをしていた様子で
その幼鳥が巣立ち、裏山エリアで育てられている様子。

最初に気づいたのは幼鳥の鋭い鳴き声から
「ピィピィピィピィー」と独特な鳴き声を検索し
クマタカの幼鳥の鳴き声と確認出来てからは頻繁に
声が聞こえ、たびたび姿を見せるようになりました。

9月末ごろから姿を確認したクマタカ幼鳥は低空飛行で
裏の杉林から出てきては、畑を見下ろす枯れ枝に止まる
を繰り返し、窓内からカメラを向けても気づかれない

家のすぐ裏が、里山の杉林と言う立地のおかげで
毛繕いする姿までをズーム撮影することが出来ました。

9月28日撮影(画像クリックで拡大します)











初めて撮る至近距離のクマタカズーム撮影ですが
鳴き声から幼鳥だろうと確認したのですが、幼くとも
太くて立派な太ももに、王者クマタカの風格を見た感じです。




カケス(1)

 Jay(鳴き声から)

  全長33 翼開長50cm カラス科

図鑑より抜粋北海道~九州の林に住む留鳥。
様々な森林で繁殖するが、針葉樹に営巣することが多い。
昆虫や小動物を食す他、多種の鳥やヒナを襲ったり、ドングリや果実を好んで食す。

ジャーッと賑やかな声で鳴くが、他の鳥の真似鳴きもする。

杉林などでよく見かける野鳥の中では大きめでカラフル
数羽から時に小さな群れで移動する姿も見かけます。

2019年8月17日撮影 (画像クリックで大画面へ)




2018年2月22日

4月20日






ホオジロ

 Siberian Meadow Bunting ホオジロ科
全長17㎝ 翼開長24㎝(シベリア牧草地のホオジロ類)

図鑑より抜粋北海道~九州の明るい林の縁、川原、低木の草原などに住む留鳥。
暗い林には入らず、草原の中央などにも出ない。
寒地や山地のものは冬には暖地へ移動する。
春の繁殖期に木の天辺などで「一発啓上つかまつりそうろう」などの聞きなしがオスの鳴き声として知られている。
繁殖期には昆虫を食すが、秋冬はイネ科などの草の実を主に食べる。

オスの過眼線は黒く、メスは茶色っぽい。
幼鳥は顔の斑が濃く他のホオジロ科と見分けるのに苦労したのですが、ほぼホオジロの幼鳥だったと思われます。

銀山平では一番身近な野鳥の一種がホオジロで、季節により鳴き声を変える事や、同じ仲間が多い事で、似た鳥との判別に迷う鳥でもあります。

2019年7月~8月







幼鳥

2018年6月~10月





2017年8月11日 この幼鳥は悩んでいたのですが多分ホオジロ?





サンショウクイ (1)

 

 Ashy Minivet (意訳:灰色のサンショウクイ)

   全長20cm翼開長28cm(サンショウクイ科)

図鑑より抜粋本州以南に広く飛来する夏鳥だが、個体数はあまり多くない。
南西諸島では留鳥で、丘陵や低山の高い木のある広葉樹林を好み
枝先に止まって昆虫やクモなどを捕食するが、空中に飛翔しながら捕食することもある。


和名のサンショウクイは鳴き声が「ヒリリ ヒリリ」と聞こえ
「辛い山椒の実を食べたからだろう」と連想されたからとの事

遠めに見るとハクセキレイに似ていたのですが、飛び方が違い
鳴き声も違うのでジッとして様子を伺うとサンショウクイ!

銀山平では私自身は確認していませんでしたが、お客様からの
目視報告は確認していました。

2020年の5月10日に参加した魚沼のバードウォッチングで初対面



シルエット感覚で見ていましたが、今回は近隣策で新たなコースとして
川沿いの旧道がある事を知り、杉林の中で出会った
野鳥の小さな群れがサンショウクイでした。

最初は白っぽい姿からハクセキレイに似ていると思いましたが
聞きなれない鳴き声と、飛び方の特徴が明らかにセキレイではなく
見た目が似ているサンショウクイと気づけました。


8月14日撮影(画像クリックで拡大します)










クマタカ 2020

 Mountain Hawk Eagle(意訳:山岳のタカワシ)

 全長♂72㎝♀80㎝ 翼開長140~165㎝ タカ科

図鑑より抜粋北海道~九州の山地で繁殖する留鳥だが個体数が少ない。
山地帯~亜高山帯の落葉広葉樹林や針葉樹林に住み、高木の多い原生林を好む。
食物連鎖の最上位として、野ウサギなどの哺乳類、キジやカケス等の鳥類、ヘビなどを食べる。


1年中生息する留鳥で大型のタカですが、魚沼の里にも生息しています。

全体が褐色で翼の幅が広く、下面は白地に灰褐色の斑模様があり
飛翔時には広い翼の下面に横班があるのが特徴。

ゆっくり旋回している姿を見たり、サシバと共にいたりすると
尾羽の横縞からサシバの親子かと勘違いしていましたが、よくみると
翼の幅が広いという事がよくわかるようになりました。

今回はサシバの繁殖エリアに来て木に止まったため、サシバが大騒ぎ
大きな体のクマタカですが、襲うというよりは上手に追われて
飛び去っていったのが不思議です。


3月30日撮影(画像クリックで拡大します)





5月13日撮影

この時は二羽のサシバが大きなクマタカに威嚇し続け、ついに追い払いました。









5月18日撮影






7月3日撮影





里山でのサシバ観察は初めてでしたか、サシバの鳴き声が騒々しくなり
窓から見上げると、なんどか見かけたクマタカの姿

サシバと比べるとはるかに大きさも違い、翼の幅が広い!
小さなサシバの攻撃に、戦うまでもなく引き上げていったのはなぜ?