クマタカの幼鳥 2

 

 Mountain Hawk Eagle(意訳:山岳のタカワシ)

 全長♂72㎝♀80㎝ 翼開長140~165㎝ タカ科

図鑑より抜粋北海道~九州の山地で繁殖する留鳥だが個体数が少ない。
山地帯~亜高山帯の落葉広葉樹林や針葉樹林に住み、高木の多い原生林を好む。
食物連鎖の最上位として、野ウサギなどの哺乳類、キジやカケス等の鳥類、ヘビなどを食べる。

1年中生息する留鳥で大型のタカですが、魚沼の里にも生息しています。


前年までは4月~11月初めまで銀山平で宿を営業していて
自宅エリアの魚沼市里山麓で通年暮らすのは初めての事。

その間の里の自然とは触れ合ってきていなかった為
比べることはできないのですが、まさかこの至近距離で
サシバやクマタカが子育てをしていたとは驚きです!

九月末に巣立ったクマタカ幼鳥が独り立ちへ向かい始め?
1羽でフラッと姿を見せるようになったのですが、最初は
その鳴き声に誘われて窓外を見ると、高台にある我家
目線で飛んでくるその姿を見つけることが出来るのでした。

あまり高く飛べないのか、木から木へ飛び移るような飛翔で
裏山の杉の枝先に止まり、様子を伺う姿を見ていると
突然畑に飛び降りたので、ダメもとでそっと近づくと

やまり地面で餌を捜していたのか、気配を察してスゥ~と
近くの小枝に飛び込んでいきました。

そっと姿が見える辺りまで近づき撮影開始、こちらに気づくと
木から木へと移動するので、静かに後追いし距離を保っての
300㎜ズーム撮影です。


10月11日 8:24~撮影(画像クリックで拡大します)

8:24




あまりにジッとしているので、こちらが動き次の展開へ



何度か枝を渡りながら、少し離れた杉林の枝先へ落ち着きました





暫く休んだ後、飛び去って行ったので、飛べることも再確認!

8:33




朝のひと時を楽しませてくれたクマタカの幼鳥でしたが
その後また姿を見せてくれ、上空を旋回してくれました。

10月11日 9:56~撮影
(数が多いのでサイズを下げてあります。クリックすると
    大きな画像のスライドで見ることができます)
















良く響く声を上げての飛翔は、親鳥を呼んでいるのでしょうか?


セグロセキレイ(1)

 Japanese Wagtail(日本のセキレイ)

 全長21㎝ 翼開長30㎝ セキレイ科

図鑑より抜粋日本固有種で、北海道~九州に留鳥する。
川や湖の岸辺に住み、周辺の水田や市街地でも見かける。
1年を通して番で縄張りを持ち、土手の窪み、河原の石や流木下、屋根の隙間などに営巣する。

ハクセキレイと似るが頭部から肩、背が黒く腹が白い。

里の自宅付近では四季を通して見ることがあり
数は多くないが普通にいる為、画像は少ない。

2020年6月2日撮影

自宅エリアで見られるセグロセキレイですが、川辺で餌を捕る姿を目視できたので追記します。

2020年10月3日(佐梨川)



2019年5月8日

2010年1月~3月の自宅付近で




クマタカの幼鳥 1

 

 Mountain Hawk Eagle(意訳:山岳のタカワシ)

 全長♂72㎝♀80㎝ 翼開長140~165㎝ タカ科

図鑑より抜粋北海道~九州の山地で繁殖する留鳥だが個体数が少ない。
山地帯~亜高山帯の落葉広葉樹林や針葉樹林に住み、高木の多い原生林を好む。
食物連鎖の最上位として、野ウサギなどの哺乳類、キジやカケス等の鳥類、ヘビなどを食べる。

1年中生息する留鳥で大型のタカですが、魚沼の里にも生息しています。


サシバの子育て期にフラッと登場しては追い払われていた
クマタカですが、サシバがいなくなってから度々出現!

どうも同じエリアでクマタカも子育てをしていた様子で
その幼鳥が巣立ち、裏山エリアで育てられている様子。

最初に気づいたのは幼鳥の鋭い鳴き声から
「ピィピィピィピィー」と独特な鳴き声を検索し
クマタカの幼鳥の鳴き声と確認出来てからは頻繁に
声が聞こえ、たびたび姿を見せるようになりました。

9月末ごろから姿を確認したクマタカ幼鳥は低空飛行で
裏の杉林から出てきては、畑を見下ろす枯れ枝に止まる
を繰り返し、窓内からカメラを向けても気づかれない

家のすぐ裏が、里山の杉林と言う立地のおかげで
毛繕いする姿までをズーム撮影することが出来ました。

9月28日撮影(画像クリックで拡大します)











初めて撮る至近距離のクマタカズーム撮影ですが
鳴き声から幼鳥だろうと確認したのですが、幼くとも
太くて立派な太ももに、王者クマタカの風格を見た感じです。




カケス(1)

 Jay(鳴き声から)

  全長33 翼開長50cm カラス科

図鑑より抜粋北海道~九州の林に住む留鳥。
様々な森林で繁殖するが、針葉樹に営巣することが多い。
昆虫や小動物を食す他、多種の鳥やヒナを襲ったり、ドングリや果実を好んで食す。

ジャーッと賑やかな声で鳴くが、他の鳥の真似鳴きもする。

杉林などでよく見かける野鳥の中では大きめでカラフル
数羽から時に小さな群れで移動する姿も見かけます。

2019年8月17日撮影 (画像クリックで大画面へ)




2018年2月22日

4月20日






ホオジロ

 Siberian Meadow Bunting ホオジロ科
全長17㎝ 翼開長24㎝(シベリア牧草地のホオジロ類)

図鑑より抜粋北海道~九州の明るい林の縁、川原、低木の草原などに住む留鳥。
暗い林には入らず、草原の中央などにも出ない。
寒地や山地のものは冬には暖地へ移動する。
春の繁殖期に木の天辺などで「一発啓上つかまつりそうろう」などの聞きなしがオスの鳴き声として知られている。
繁殖期には昆虫を食すが、秋冬はイネ科などの草の実を主に食べる。

オスの過眼線は黒く、メスは茶色っぽい。
幼鳥は顔の斑が濃く他のホオジロ科と見分けるのに苦労したのですが、ほぼホオジロの幼鳥だったと思われます。

銀山平では一番身近な野鳥の一種がホオジロで、季節により鳴き声を変える事や、同じ仲間が多い事で、似た鳥との判別に迷う鳥でもあります。

2019年7月~8月







幼鳥

2018年6月~10月





2017年8月11日 この幼鳥は悩んでいたのですが多分ホオジロ?