サシバ 2021年4月 後半

 雪消えが遅くサシバの家族も少ないためか、裏山での産卵組は今年はいなかったようで、時々餌場として休んでいるのを見かける位でした。

4月19日





4月23日







4月30日





クロツグミの鳴き声

Grey Thrush(灰色のツグミ)

 全長22㎝ 翼開長34㎝ ツグミ科

図鑑より抜粋北海道~九州の山林で繁殖する夏鳥。
丘陵や山麓の広葉樹林に多く、林床を跳ね歩きながら、ゴミムシなどの昆虫やミミズを食し、秋には木の実も食す。

オスは上面から腹の上部や脇までが黒色で白い腹の上部に黒い三角斑があり嘴と脚が黄色い。
メスは上面が緑褐色で目立たず脇がオレンジ色を帯びている。

銀山平で数回クロツグミを見てはいましたが、鳴き声は聞いたこともなく知らなかったのですが、先日聞きなれない野鳥の鳴き声が鎮守様の木立から聞こえ、姿を捜していると小さな野鳥を確認。

既に夕暮れのシルエットではありますが、カメラを向けてズーム撮影し更にズーム確認でクロツグミと判明!

後で確認しようとズームのまま手ブレではありますが動画撮影し鳴き声も録音できました。
2021年4月24日撮影








サシバ 2021年4月前半

 2021年は大雪の年となり、特別少雪だった2020年に比べて雪解けが大きく遅れ、サシバの渡り頃には残雪も多く、前年より降り立った個体数が圧倒的に少なかったと推測されます。

と言うよりは、2020年が特別多くサシバを見られた年だと思うのですが・・

最初に姿を撮れたのが4月4日



4月7日 佐梨川にて



4月10日










4月12日 まだ里山には残雪が見られます



マヒワ

 Siskin (マヒワ)アトリ科
 全長12㎝ 翼開長21㎝

図鑑より抜粋冬鳥として日本各地に飛来。秋に大陸から渡ってきた時は、山地の林に、冬が近づくと丘陵や山麓の落葉広葉樹林などに下りて生活する。ハンノキなどの球果に嘴を入れこじ開けて種子を食したり、地上の穀物や草の実なども啄む。

雌雄共に明るい黄色と灰黄色で、オスは頭上と喉が黒色で、胸が黄色。
メスは頭上が緑黄色で、胸は白っぽい。

雪消え間近の杉林で忙しく飛び交う野鳥の群れを発見。
黄色い体に黒い頭が目立ち、中には白っぽい体に黒い縦斑が混ざっていたので調べたところ、マヒワの雌雄だと分かりました。

2021年4月12日撮影
オス






雌雄混合





メス
オス



余りに忙しく動き回るので、ピント合わせが難しい。
何とか色合いが分かるのをアップしてみました。

ごあいさつ



全く野鳥を知らない所から、撮影できた野鳥名を調べた覚書blogです。

残念ながら長い間の一人作業で、温泉宿営業用のWPブログに載せることでお客様からアドバイスを貰い、何とか野鳥名を覚え始めた所。

想像以上に多種の野鳥が姿を見せてくれ、恵まれた環境であることに気づき、今では野鳥観察をしながら散策するのが楽しみとなっています。

2019年9月に奥只見・銀山平温泉で営業していた宿を、54年で幕を閉じ閉館したのををきっかけに、撮り溜めた野鳥画像を覚え書きとして残すことにしました。過去画像は殆ど2018年の日付で更新しましたが、撮影日を記載しましたので参照ください。

宿営業中は4月~11月まで銀山平暮らし、11月~3月までが自宅のある里暮らしで自宅エリアでの夏鳥には全く縁がなかったのですが、里山である環境は予想以上に恵まれた環境で、初夏にはアカショウビンの鳴き声に目覚める暮らしが営業地以上に長期にわたり、間近で聞こえる事に感動しました。

自宅裏が里山であることも幸運で、サシバやクマタカが営巣し頻繁に鳴き声を上げ室内の窓からフィールドスコープ越しにスマホ撮影も楽しめています。

そんな訳で、今後も新しい画像を継続して更新できると期待しています。
時には地元のバードウォッチングにも参加でき、教えを受けられる環境も得られ楽しみでもあります。

それでも勘違いによる誤記名もあると思いますので、遠慮なくコメントでご指摘ください。訂正させていただき、より正確なblogを作ろうと思っています。

カテゴリを野鳥名で作りましたが、更に捜し易いように「科」ごとに分別した野鳥リストページを作りましたので、良かったら検索の参考にご利用ください。



マガモ

 Mallard(マガモ) カモ科

全長♂61㎝♀53㎝ 翼開長85~99㎝

図鑑より抜粋冬鳥として多数が飛来し全国で越冬し、本州の山地や北海道では繁殖する。
越冬地では湖沼や河川、入り江などに大群で生息し、草の実や水草を食す。
繁殖地では淡水の湖沼に住み、草むらに営巣、越冬中のつがいは1年毎に解消する。飼育用アヒルの原種。

オスの頭部は緑色光沢のある黒色で、胸との境目に白い首輪があり、嘴は黄色い。
メスは褐色の地に黒褐色の斑を持ち、尾は白っぽく、くちばしは黒く周辺がオレンジ色。雌雄ともに飛翔時には青い翼鏡の上下に白線がある。

隣接する南魚沼市の銭渕公園沿いの池で生息してるカモで、地元の人に餌を貰い人慣れしている。

2021年3月18日撮影