メジロ

 Japanese White-eye メジロ科

全長12㎝ 翼開長18㎝(日本の白い眼をした鳥)

図鑑より抜粋全国の低地から山地に生息する留鳥で、常緑広葉樹のある暖地に最も多い。寒地や山地のものは冬になると暖地へ移動する。
花蜜や柔らかい木の実、昆虫などを食す。
繁殖期にはつがいで縄張りを持ち、木の枝やコケや枯れ草で巣を作る。
秋冬には群れになり、カラ類と昆群になることも多い。

緑色や黄緑色の種が多く雌雄同体。細い嘴を持ち目の周りに白い縁取りがある。

体がウグイス色なのでウグイスと間違える方もいるのですが、目の周りに白い◎を作りとても愛らしい。
銀山平では葉陰にいる姿しか見る事がなく、出会いが少なかったのが残念です。

2017年4月30日撮影(画像クリックで大画面へ)








9月16日



2014年5月5日


2008年5月25日 
初めて見たメジロはこの時で、渡りでの小休止だったのか路上で一時的に動けなくなっていたものです。




ミヤマホオジロ

 Yellow-throated Bunting ホオジロ科

全長16㎝ 翼開長21㎝(黄色い喉のホオジロ)

図鑑より抜粋北海道南部と本州南の丘陵や山麓の林で越冬する冬鳥。
農耕地の付近で他のホオジロ類と共に見られることもある。
藪のある明るい林を好み地上に落ちている草や樹木の種子を啄み、昆虫なども捕食する。
4月下旬には中国大陸などへ渡るが対馬でも繁殖している。

オスは黄色い眉斑やのど、黒い冠羽や過眼線が目立ち、メスは全体に茶褐色。

たった1度だけ家の近所でホオジロの群れに混ざった姿を見つけ、不鮮明でしたがトリミングでミヤマホオジロと判別できました。

2018年3月15日撮影(画像クリックで大画面へ)







ノジコ

 Japanese Yellow Bunting ホオジロ科

全長14㎝ 翼開長21㎝(日本の黄色いホオジロ)

図鑑より抜粋夏鳥として東北~中部地方の山地に飛来し、台湾、フィリピン、中国南部の一部にだけで越冬する。
かつては日本に広く分布していたが、現在の繁殖地は新潟や長野の局所的。
落葉広葉樹林やカラマツ林などで生活するが、特に沢沿いや湿地の藪を好む。

オスは全体に緑褐色を帯び、メスは黄色みが淡い。
目の周りが細く白いのが特徴で、脇腹に縦斑がある。

WPブログ内検索で古い画像を発見しましたが、最近はハッキリと分かる画像がなく、暗い場所での後ろ姿はアオジと似ていて判別が難しい。

2011年5月7日撮影(画像クリックで大画面へ)


2013年9月2日

2017年8月22日



ブッポウソウ

 Broad-billed Roller(幅広嘴の回転するもの)

 全長30㎝ 翼開長71㎝ ブッポウソウ科

図鑑より抜粋本州~九州の森林に飛来する夏鳥で、巨木のある場所を好みキツツキなどの古巣や樹洞を利用して繁殖する。
見晴らしの良い枯れ木や電線などから飛び立ち、昆虫を空中で捉えて食し不消化のものは吐き出す。

私が出会ったのは銀山平森林公園・遊歩道の散策中で、黒いシルエットしか撮れず、色合いが分かりませんでしたが、本来「体と翼は青緑色、頭と尾羽は濃い紫色、嘴と脚部は赤色」で森の宝石とも呼ばれる美しい鳥だそうです。

この時カラスの様な大声で、初めて聞く濁った声に驚き辺りを捜していると、飛んできて小枝に止まったもの。
暫く撮影した後、飛び立った翼に白斑が目立ったことから、野鳥図鑑で見た事のあるブッポウソウと判別できました。
飛翔姿が撮れなかったのが残念です。

2015年8月25日撮影







サメビタキ

 Sooty Flycacher(すすけたハエトリ)
  全長14㎝ 翼開長22㎝(ヒタキ科)

図鑑より抜粋北海道~本州中部の山地で繁殖する夏鳥で、春秋に日本に飛来する旅鳥。
亜高山の針葉樹林帯で生活し、落葉した見通しの良い枯れ枝に止まり、昆虫(アブやハエ)をフライングキャッチする。

雌雄同色、胸や脇腹に褐色の縦斑があり
上面は灰褐色で、翼や尾はこげ茶色味が強い。

銀山平森林公園・遊歩道を散策中、野鳥の
声がする藪の中をジッとのぞき込んで
見つけた初めての出会い。

図鑑の中で似た鳥を捜しサメビタキと
しましたが、確証はありません。

2014年9月22日撮影





オオルリ1

 Blue and White Flycatcher
(青と白のハエトリ)
 全長16㎝ 翼開長27㎝ ヒタキ科
(Flycatcherの英訳はハエトリ器でヒタキ科の意味もある)

図鑑より抜粋北海道~九州の山地や丘陵で繁殖する夏鳥。
沢沿いの林で生活し、昆虫などをフライキャッチングする。
営巣も岩や崖のある谷間で、番で半径50mほどの縄張りを持つ。
オスは樹木の枝先で大きな声でさえずり、その鳴き声は日本3鳴鳥と言われるほど美しい。

オスは体の上面が瑠璃色で頬やのどは黒
胸や腹は白色で姿も美しい。
メスは瑠璃色は全くなく、地味な茶褐色

2015年6月10日撮影




5月3日  保護したオオルリ

大雪の年で5月初め銀山平船着き場付近の
雪上で、翼が折れ動けなくなっていたオスを
一時保護した時の写真です








野鳥に詳しい方に預けましたが、応急措置
として教えられた「スポーツドリンクを
ストローで吸い上げて飲ませる」を施し
畳の上で自由にさせると元気に動いて
いましたが、やはり「翼の折れた野鳥は
ほぼ助からない」と事前に危惧された通り
数日後に亡くなったそうです。




キジバト

 Rufous Turtle Dove(赤みがかったハト)
 全長33㎝ 翼開長55㎝ ハト科

図鑑より抜粋全国で普通に見られる留鳥で、北海道などでは冬に暖地へ移動する。
地上を歩きながら草や木の実を食し、樹上の木の実も食す。
繁殖は主に春~夏が中心で番で行動するが、繁殖期以外は小さな群れで過ごす。

デデッポッポーと良く響く声が特徴で
翼に鱗模様、首に青白黒の斑紋の雌雄同色。

里のハト同様、人を恐れず近くで過ごすが
移動で飛翔する姿は予想以上にスピード感がある。

2017年10月1日撮影

9月2日


7月11日